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代表のヒトリゴト – その3、親の呪縛

「凪のお暇」(ドラマ)をみています。
今まで周囲の空気を読んで自分を押し殺して生きてきた主人公が、
会社とも彼ともお別れして人生の「お暇(おいとま)」の時間を過ごす中で、
少しずつ自分らしさを取り戻していく、というお話です。

仕事だったり友達だったり彼だったり、
お暇の時間の中で凪が向き合ってきたのはいろんな人たちだったけれど、

最大の決戦相手はなんと「親」だったというのはとても印象的です。

 

 

ドラマ(原作は漫画)の中では空気を読む凪は少し極端で、
こんなにも親や周囲に発言できないのかと少しイライラしながらみてしまう時もあるのですが。

とはいえ、この「親の呪縛」
大なり小なり抱えて生きている人の方が多いのではないかな、とふと思ってしまいました。

親も大なり小なり、生まれてきた自分の子供へ
「こうなってほしい」「ああなってほしい」といろんな想いがありますよね。
「出世してほしい」とか、人によっては「将来面倒みてほしい」とか。
「この職業になれ」とか「この職業にはなるな」とか。
そういう親の願望を無意識に読み取って、「空気を読んで」、
叶えようとしてしまう子もいるのかもしれません。
もしくは、逆に反発して喧嘩別れしてしまう子もいるのかも。

やっぱり子供は可愛いから、
大なり小なり願望が湧いてしまうけれど、

できれば自分の子供には自由に生きてほしい。
親の呪縛から解放されて、
自分の正しいと思う道を自分で見つけて進んでほしい。

そんな風に思う、今日この頃でした。